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今から30余年前に、安心安全な蕎麦、料理を落ち着いた文化の漂う空間で、
お客様に楽しんで頂きたいと考えていました。
人は生まれた土地で一生を親子共々送れれば、こんなに喜ばしいことはありません。
しかし、現実問題、地方には学校も職場も限られています。
故に、若者は地方から東京の大学へ、やがて就職、結婚をして家庭を築きます。
東京は人口が集中してしまい、住宅事情が追いつけませんでした。
そこで問題を解決するために、大規模な多摩ニュータウンが武蔵野の丘陵にできました。
地方出身の多くの方々が移り住むエリアの中で、伝統食の蕎麦店を通じ何がお役に立てるか思案しました。
田舎で暮らしているお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんと、都会暮らしの息子さん、
お孫さんたちの思いを結んであげたい。
「おふくろや親父どうしてるかな・・・」
蕎麦が出てくる間に、そんな思いに駆られる空間をつくりたい。
そうだ、田舎の民家を移築再生しようと思いました。
親が子を思う心、子が親を思う心遣いに少しでもお役に立てたらこんな嬉しいことはないと感じ、
その思いがどんどん膨らんでゆきました。
そうすれば誇れる車家になれるのではないかと思いました。